月次決算 Q&A
Q 月次決算は何日までに終了すればいいの?
月次決算は、経営状況を把握し、経営管理のため毎月実施する決算である。
月次決算は早期終了の意志をもたせ、翌月10日前後までに完成できるようにします。
1.現金は日々照合すること。 (日々の伝票は、その日のうちに)
2.当座預金や普通預金もこまめに! (しかし、毎日記帳もできませんので金融機関
のFAX情報等などを利用する、という手もあります。)
3.経過勘定(仮払金・仮受金等)はできるだけ使わず、その場で処理すること。
4.補助科目(預金、売掛金、買掛金、借入金、預り金等)を可能な限り使うこと。
5.消費税のチェック(課税・非課税・課税対象外の区分)。
6.月割経費(賞与・減価償却費・前払費用などはあらかじめ見積計算しておくこと。
7.請求書の確定が遅れる場合、見積計上で処理する。(仮仕入/買掛金)
(請求書が遅れると、月次決算が終了できないという場合は、見積計上でも仕方
ないと思います。)
めんどうだなぁ〜、と、思える作業ですが、年末が楽しみです。
Q 月次決算を平均化するためには、
@ 毎期固定的に要する費用は、等分し月次決算に計上する。
賞与、減価償却費、固定資産税などは、毎期固定的に必要とする費用は、年額を見積もって等分しま
す。その後に、月次決算に計上する。
在庫計上については、実地棚卸が原則ですが、棚卸の受払記録から期末棚卸高を計算し計上しま
す。(棚卸が省略されていると、期首と期末の棚卸差額により、おもわぬ利益の増減があります。)
Q 月次決算を経営に役立てるためには
@ 月次予算を組みましょう!
月次決算を組んで月次ベースの損益を正確に把握するシステムができたら、月次予算を
組みます。月次決算を各部門で分析し、各部門の成長率や増減率を加味して、裏付け
のある予算を作成します。
・各部門とは、製品別・顧客別・地域別など
・予算と実績の差異がどこにあるのか、会社経営上の問題点が浮かんできます。
・月次予算と月次決算の関係は、プラン・ドゥ・チェック(計画・実施・統制)
・月次予算は短期経営計画の一部として用いられます。
A 月次予算の作成方法の注意点は? (予算には作成や運用にコツがあります。)
・予算といっても前年実績の1割増とかいう方法で作成してはいけません。製品別,顧客別,地域別に裏
付けのある予算を作成することが大切です。つまり、この製品、この顧客、この地域の前期実績を把
握し、当期の伸び率を予測するという方法をとります。
・この方法はボトムアップ方式といいます。ボトムアップ方式は、目標が安全に低くなる傾向があるため、
トップダウン方式を併用し、予算編成の方針を指示しておきましょう。ここがむずかしいところです。
・自主的に作成された予算は、予算必達のモチベーションを高めます。
B 月次予算はどうやって運用したらいいんでしょうか?
・運用面では、予実対比の差異分析が不可欠です。差異の生じたポイントおよびその原因を追求しま
す。予算の根拠が不十分な目標設定になっていたり、目標設定の際に合理的な詳細情報が不足して
いる場合、原因が不明確となりやすいので注意が必要です。
経営管理の基本としてぜひトライしてみてください!







